各ガジェットについて

各ガジェットについて

1. インターフェース情報

ポートのリンク状態とPoE給電状況を表示します。

db interface

  • 「ポート」アイコンの表示からポートのリンク状態、PoE給電状況、もしくは帯域使用率を確認することができます。

  • 「ポート」アイコンにマウスカーソルを重ねると、ポート詳細情報を確認することができます。

  • 「LINK/ACT」ボタンを押すとリンク状態を表示、「給電状況」ボタンを押すとPoE給電状況、「帯域使用率」ボタンを押すと帯域使用率を表示することができます。

  • 「ポート」アイコンはリンク状態、PoE給電状況、帯域使用率に応じて以下のように表示されます。

リンク状態

アイコン 説明

port icon 1000base

リンクアップ ( ポートスピード 1000BASE-T )

port icon 100base

リンクアップ ( ポートスピード 100BASE-TX )

port icon 10base

リンクアップ ( ポートスピード 10BASE-T )

port icon down

リンクダウン

port icon warnmark

異常発生( ループ検出 )

PoE給電

アイコン 説明

port icon poe no

給電非対応

port icon poe c0

PoE給電中 ( 給電 Class0 〜 3 )

port icon poe c4

PoE給電中 ( 給電 Class4 )

port icon down

給電停止

port icon warnmark

異常発生( PoE給電の異常停止 )

帯域使用率:LAN ポートの場合

アイコン 説明

port icon band txt 100

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 95% ≤ x ≤ 100% )

port icon band txt 90

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 85% ≤ x < 95% )

port icon band txt 80

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 75% ≤ x < 85% )

port icon band txt 70

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 65% ≤ x < 75% )

port icon band txt 60

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 55% ≤ x < 65% )

port icon band txt 50

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 45% ≤ x < 55% )

port icon band txt 40

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 35% ≤ x < 45% )

port icon band txt 30

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 25% ≤ x < 35% )

port icon band txt 20

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 15% ≤ x < 25% )

port icon band txt 10

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 7.5% ≤ x < 15% )

port icon band txt 5

リンクアップ ( 帯域使用率 x : 0% ≤ x < 7.5% )

port icon down

リンクダウン

2. システム情報

以下の情報を表示します。

  • 機器名:

    • スイッチの機器名の表示を行います。

  • ファームウェアRev.:

    • ファームウェアのリビジョン

  • シリアルNo.:

    • 機器のシリアル番号

    • 筐体背面のシールにも記載されています。

  • MACアドレス:

    • 機器の MAC アドレス

    • 筐体背面のシールにも記載されています。

  • 実行中ファームウェア:

    • 現在起動中の ファームウェアが表示されます。

  • 実行中設定ファイル:

    • 現在使用中の CONFIG ファイルが表示されます。

  • システム時刻:

    • 現在の機器の日時

    • 日時が合っていない場合、Web GUIの「管理」→「本体の設定」ページから、またはclock setコマンド、ntpdateコマンドで日時を合わせてください。

  • 起動時刻:

    • システムが起動した日時

  • 起動理由:

    • 起動した理由

    • 電源OFF状態からの起動、reloadコマンド、リビジョンアップ、など

    • 起動理由でリブートを検出した場合は背景が赤色に変わり、警告表示 (image) されます。

      • ネットワーク管理者に確認してください。

      • 警告一覧の「解除」ボタン (image) をクリックして、警告表示を解除してください。

  • ファン回転速度 :

    • ファン毎に回転速度が表示されます

  • 筐体内温度 :

    • 筐体内の温度が表示されます

  • PoE給電 :

    • PoE給電が有効か否かが表示されます

  • 供給電力 :

    • 現在の供給電力と最大供給電力が表示されます

3. リソース情報

CPU 使用率とメモリ使用率を表示します。
image

  • CPU 使用率とメモリ使用率の現在の値とピーク値を表示します。

  • メーターの右側の数字は現在の使用率、左側はピーク値を示します。

  • 「ピーク値のクリア」をクリックすると、それまでのピーク値をクリアすることができます。

    • 機器を再起動してもピーク値はクリアされます。

  • それぞれのメーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク値を記録した日時が表示されます。

  • CPU 使用率が 80 % 以上になると警告表示 (image) されます。

    • ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックやログを確認してください。

  • メモリ使用率が 80 % 以上になると警告表示 (image) されます。

    • ピーク値を記録した日時を確認し、他のガジェットからその時間帯のトラフィックやログを確認してください。

4. SYSLOG

最新の SYSLOG を表示します。

  • 一番上が最新のログになります。

  • セレクトメニューから表示する行数を変更することができます。(初期値:10 行)

5. トラフィック情報

物理インターフェースのトラフィックをグラフで表示します。
送信トラフィック用ガジェットと受信トラフィック用ガジェットがそれぞれ存在します。

  • 「インターフェースの選択」ボタン (image) をクリックすると、「インターフェースの選択」ダイアログが表示されます。

  • 「インターフェースの選択」ダイアログからグラフに表示するインターフェースを選択します。

  • グラフには、インターフェースの各時間あたりの平均トラフィックが描画されます。

  • グラフの線は 最大で 8 本 まで表示でき、[青、サーモンピンク、黄、緑、灰、スカイブルー、ピンク、紫] の8色が使用されます。

    • この色は、グラフを描画するタイミングでインターフェース番号の若い順に割り当てられます。

  • グラフの縦軸の上限はトラフィックに応じて最小 10 [Mbps] から最大 1000 [Mbps] まで増えていきます。

  • グラフの横軸には、現時刻 - 120 秒前の時刻 (hh:mm:ss形式) が表示されます。

  • グラフの線上にマウスカーソルを重ねると、インターフェース情報、日時、トラフィック量が表示されます。

  • ガジェットの最下部には現在表示されているグラフの凡例が表示されます。

  • 凡例の使い方

    • 凡例のチェックが有効になっている線のみが表示されます。

    • チェックを外すとその線はグラフから表示されなくなります。

    • 複数の線が重なって表示されていたり、一時的に特定のインターフェースのみを監視したい場合などに有効です。

    • 現在監視の対象になっているインターフェースが存在しない場合は、「監視対象のインターフェースが選択されていません」と表示されます。

  • 画面を更新すると、凡例の選択状態は以下の初期状態に戻ります。

    • 凡例のチェックボックス : すべて適用

  • トラフィックが 60% を越えると警告 (image) が表示されます。

  • トラフィックが 50% を下回ると警告が解除されます。

  • 「分離」ボタン (image) により別ウィンドウでガジェットを表示させた場合

    • 監視対象のインターフェースの設定は分離前の設定が反映されます。

    • 凡例の設定は初期状態に戻ります。

    • 分離したウィンドウ内で選択したインターフェースの設定は、分離画面を閉じるとダッシュボードのガジェットにも反映されます。

  • 分離したウィンドウの URL を直接入力してガジェットを表示させた場合

    • 凡例の設定は初期状態に戻ります。

6. リソース情報(グラフ)

CPU 使用率とメモリ使用率をグラフで表示します。

  • グラフには、監視対象の各時間あたりの平均使用率が描画されます。

  • グラフの線は、CPU 使用率が青色の線で、メモリ使用率がサーモンピンク色の線で表示されます。

  • グラフの縦軸の上限は 100 [%] です。

  • グラフの横軸には、現時刻 - 120 秒前の時刻 (hh:mm:ss形式) が表示されます。

  • グラフの線上にマウスカーソルを重ねると、監視対象、日時、使用率が表示されます。

  • ガジェットの最下部には現在表示されているグラフの凡例が表示されます。

  • 凡例の使い方

    • 凡例のチェックが有効になっている線のみが表示されます。

    • チェックを外すとその線はグラフから表示されなくなります。

  • 画面を更新すると、凡例の選択状態は以下の初期状態に戻ります。

    • 凡例のチェックボックス : すべて適用

  • CPU使用率が 80% を超えると警告 (image) が表示されます。

  • CPU使用率が 80% を下回ると警告が解除されます。

  • メモリ使用率が 80% を超えると警告 (image) が表示されます。

  • メモリ使用率が 80% を下回ると警告が解除されます。

  • 「分離」ボタン (image) により別ウィンドウでガジェットを表示させた場合

    • 凡例の設定は初期状態に戻ります。

  • 分離したウィンドウの URL を直接入力してガジェットを表示させた場合

    • 凡例の設定は初期状態に戻ります。

7. 消費電力情報

本体の消費電力をグラフで表示します。

  • 直近 2 分間の 1 秒ごとの消費電力 [W] を表示します。

  • グラフは1秒周期で自動更新されます。

  • グラフの横軸には、現時刻 - 120 秒前の時刻 (hh:mm:ss形式) が表示されます。

  • グラフの線上にマウスカーソルを重ねると、日時、消費電力が表示されます。

  • 消費電力を抑えるためには、以下のような方法が推奨されます

    • 帯域使用量が少ないポートのリンク速度を落とす

    • スケジュール実行機能を使って、深夜や休日に使用していないポートをシャットダウンする

8. PoE 給電量

PoE給電量を表示します。

image

  • メーターの上部に現在の給電量/最大給電量、残りの給電可能量、ガーバンドの設定値が表示されます。

  • メーターの右側の数字は現在の使用率を示し、上部はピークの使用率を示します。

  • メーターの下部の矢印はガードバンド閾値を示し、現在の給電量がガードバンド閾値を超えるとそれ以上給電が行えなくなります。

  • メーターにマウスカーソルを重ねると、ピーク値とピーク値を記録した日時が表示されます。

  • 「ピーク値のクリア」をクリックすると、ピーク値をクリアすることができます。

    • 機器を再起動してもピーク値はクリアされます。