ダッシュボードについて

ダッシュボードについて

1. ダッシュボードの使い方

  • ダッシュボードとは

    • 各種システム情報やステータス情報を可視化、監視するページのことを「ダッシュボード」と呼びます。

    • 監視対象の各種パラメータが閾値以上の値になると警告欄が表示されるため、障害発生時の原因解析やトラブルシュートにも利用できます。

  • ガジェットとは

    • ダッシュボードに表示される一つ一つのウィンドウのことを「ガジェット」と呼びます。

    • 確認したいガジェットは任意の位置に配置させることができます。

    • 各ガジェットの情報は定期的に自動更新されます。

ダッシュボードには以下のボタンが表示されます。

  • gadget_button 「ガジェット」ボタンについて

    • 右上の「ガジェット」ボタン (gadget_button) から表示するガジェットを選択します。

  • alert_button 「警告」ボタンについて

    • 警告は新しい順に最大で32件表示されます。

    • 表示している各ガジェットで状態を監視し、異常状態または高負荷を検知すると「警告」ボタン (alert_button) が点滅し、「警告」ボタンの下には警告一覧が表示されます。

    • 警告一覧には現在検出している警告内容が新しい順に表示されます。

      • 異常を検出した日時

      • 異常を検出したガジェット

      • 検出した内容

    • 警告の対象となっているガジェットのバーにも「警告」ボタンが点滅しながら表示されます。

    • 警告表示は以下の条件を満たすと表示されなくなります。 ( 検知した内容によって条件は異なります。 )

      • 異常状態から復旧する ( 使用率やスループットが閾値を下回った、など )

      • 状態をクリアした ( 設定を変更した、ポートがリンクダウンした、など )

      • 警告一覧の「解除」ボタン (alert_cancel_button) を押す ()

        (※) 「解除」ボタンを押して警告一覧に表示させないようにしても、異常状態が解消されたわけではありませんので注意してください。

    • 全ての警告表示が消えると「警告」ボタンの点滅は止まり、警告一覧の表示は消えます。

    • 「警告」ボタンを押すと警告一覧を開閉できます。

    • 警告一覧と警告履歴の一覧を同時に開くことはできません。

  • alert_history_button 「履歴」ボタンについて

    • 警告履歴は新しい順に最大で64件表示されます。

    • 警告履歴は太字で表示されますが、警告一覧で「解除」ボタンにより解除された警告内容は細字で表示されます。

    • 解除されていない未確認の警告履歴がある場合は、「履歴」ボタン (alert_history_button) の右下にその件数、つまり太字で表示されている警告履歴の数が表示されます。 (alert_history_num)
      この数字が表示されている時は、警告履歴の一覧で発生していた警告の内容を確認してください。

    • 警告履歴の一覧で各履歴の「確認」ボタン (history_check_button) を押すと確認済みの履歴として細字に切り替わり、「確認」ボタンの表示は消えます。

    • 警告履歴の一覧で「全て確認済」ボタン (history_allcheck_button) を押すと全ての履歴が確認済みの状態となります。

    • 警告履歴の一覧で「全て削除」ボタン (history_dust_button) を押すと全ての履歴が削除されます。

    • 「履歴」ボタンを押すと警告履歴の一覧を開閉できます。

    • 警告一覧と警告履歴の一覧は同時に開くことはできません。

2. ガジェットの使い方

使用できるガジェットは以下になります。

  • システム情報

  • リソース情報

  • インターフェース情報

  • SYSLOG

  • トラフィック情報 ( 送信 / 受信 )

  • リソース情報 ( グラフ )

  • 消費電力情報

  • PoE 給電量

各ガジェットには以下の機能があります。

  • ガジェットの追加:

    • 右上の「ガジェット」ボタン (gadget_button) を押し、ガジェットの一覧から追加するガジェットを選択して「適用」ボタンを押してください。

    • ガジェットは常にダッシュボードの一番左上に追加されます。

  • ガジェットの削除:

    • 右上の「ガジェット」ボタン (gadget_button) を押し、ガジェットの一覧の選択を外して「適用」ボタンを押してください。

    • 各ガジェットの右上にある「閉じる」ボタン (gadget_delete_button) を押してもガジェットを削除することができます。

  • ガジェットの移動:

    • 各ガジェットのバーにマウスを重ねると、マウスポインタが移動マークに切り替わり、ドラッグするとガジェットを任意の位置に移動することができます。

    • ガジェットの移動先候補は灰色で表示されます。

    • インターフェース情報ガジェットは移動させることができません。

  • ガジェットの画面分離:

    • 各ガジェットの右上に「分離」ボタン (gadget_separate_button) が表示されます。

    • 「分離」ボタンを押すと、そのガジェットだけが別ウィンドウで表示されます。

    • そのとき、ダッシュボード内の該当ガジェットでは「画面分離中です」と表示されます。

    • ガジェットを分離しているときは以下の動作になります。

      • 分離元のガジェットには「分離」ボタンは表示されなくなります。

      • ダッシュボードの表示を更新すると、分離しているガジェットは全てダッシュボードに戻って表示されます。

      • ダッシュボードを閉じると、分離している全てのガジェットも閉じられます。

    • 分離したガジェットは、URLを直接ブラウザーに指定して表示することもできます。
      例)システム情報ガジェット: http://192.168.100.240/dashboard/system.html

  • ガジェットの最小化:

    • 各ガジェットの左上にある最小化アイコン (gadget_close_button ) を押すと、アイコンが横向きになり (gadget_open_button) ガジェットは最小化表示になります。

    • 再び押すとアイコンは元の下向き (gadget_close_button) に戻り、ガジェットは元の大きさに戻ります。

  • ガジェットの位置情報の保存:

    • ガジェットを追加、削除したときや、移動したとき、最小化 / 元に戻す操作をしたときにガジェットの位置情報が保存されます。

    • 電源を再投入した後でもこれらの情報は保存されています。

    • 工場出荷状態に戻すと、これらの情報は初期化されます。

    • 一般ユーザーでログインした場合、ガジェットの位置情報は保存されません。

  • ガジェットの自動更新:

    • すべてのガジェットは定期的に自動更新されます。

    • 更新間隔はガジェットによって異なります。

  • 警告表示:

    • 各ガジェットで異常状態または高負荷を検知すると、該当ガジェットの最小化アイコンの隣に「警告」ボタン (alert_button) が点滅しながら表示されます。

    • 警告の対象となる状態は以下になります。

      ガジェット

      トリガ

      システム情報

      起動理由でリブートを検出したとき

      温度が上昇したとき

      ファンの回転が停止したとき

      リソース情報

      CPU使用率が 80 % 以上になったとき

      メモリ使用率が 80 % 以上になったとき

      インターフェース情報

      ループが発生したとき

      PoE給電が異常停止したとき

      PoE給電制御で異常が発生したとき

      トラフィック情報

      ポートのスループットがリンク速度の 60 % を越えたとき